2009年8月24日月曜日

『キャスト チェーン』に挑戦する。

パッケージの裏側についている『キャストパズル』の写真と解説は、貴重な公開されている情報です。
箱のまま、保存しておくと、どうしても傷むし、嵩張ってしょうがないので、この部分だけを切り取って、カードにして、専用のプラスチックのケースに入れて、保存しています。最近、店頭で、このプラスチックケースを見かけませんが、当方としては、大変便利しています。
NOB芦ヶ原さんの名解説を一部引用してみます。「すばらしい智恵が隠された、オスカーの傑作。3個をバラバラにはずし、また鎖状に戻す。なお、どのピースも鎖のマンナカにくるように動かすことができる。つまり3通りのつなぎ方・・・3回遊べるパズルといえる。微妙な操作性も要求され、かなりテコズルだろう。」
ただ単に、「解いて」「元に戻す」だけでなく、「3通り遊べる」という、芦ヶ原先生からの挑戦状であり、いわゆる介入であり、媒介(メディエーション)です。
これで、さらに学習効果も上がることでしょう。

それと、『キャストパズル』オフィシャルサイトhttp://www.castpuzzle.net/のコラムに、2004年9月、もう5年前になりますが、オスカー氏のメッセージが、『キャスト チェーン』36個で組み上げた、ネックチェーンを身に纏ったご自身の写真も掲載されています。
メッセージは次のような内容でした。
「このマルチチェーンの数は36個。パーツは『チェーンのNo.3』が24個と、『チェーンNo.1』が12個だ。全部の重さは3.6キロになった。

残りのピース(No.2)は、ほかのパズルをする人たちに、4つのピースで出来る『チェーン』を作れるように寄付したんだ。

そのうちの何人かから返事をもらったんだけど,“もう何セットか[つづけて]買わなくちゃいけなくなった”と言われてしまった。」

作家自身からの媒介(メディエーション)です。

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