2010年9月30日木曜日

「キャスト ケージ」のタイムトライアルに成功!


「キャスト ケージ」は、いわゆるピンポイント型のパズルです。「解」も「戻し」も出来るのですが、「ケージ」の中にある「小鳥」を取り出すピンポイントをなかなか見分けることが出来ませんでした。
細かく観察しながら、何回も繰り返し、繰り返し、練習しました。
「小鳥」の微細な違いを見分けることが出来るようになりました。「キャスト スター」の経験が役に立ちました。
「解く」のに、44秒、「元に戻す」のに、19秒でした。
これで、ようやく、9月の「キャストパズル」タイムトライアルの目標を達成できたことになります。
まずは、めでたし、めでたしです。

2010年9月29日水曜日

「プレート」「ビオロン」「エス&エス」「ダブル・ユー」にチャレンジ!



「キャスト ダブルー・ユー」は、1995年発売、パズルアイディアとしては、「ホース」と似ている。中央のリンクの切込みが大きな働きをする。
「解く」のに30秒、「元に戻す」のに51秒。
「キャスト エス&エス」は、1984年の発売です。S字型のパーツが二個、4つの円形部分で絡んでい
る。4つの組み合わせのうち、一つの組み合わせだけが、「解」に到達できます。その時手がかりになるのは、パーツの刻印です。あとは、少々の観察力です。
「解く」のに17秒、「元に戻す」のに11秒でした。

「キャスト ビオロン」は、2003年の発売。テーマは「弦」で、ヴァイオリンとその弦をイメージしている。難易度は、2です。動かしているうちに、自然と「解」が見えてきました。
やさしいといっても、プロセス型のキャストパズルですから、
数回練習をしても、「解く」のに56秒、「元に戻す」のに、1分4秒かかりました。
「キャスト プレート」は、2005年の発売で、亡くなられた芦ヶ原先生の最後の監修、指導された「キャストパズル」と記憶しています。
典型的なプロセス型のキャストパズルです。難易度表示は、2です。誰もが楽しめます。
入院していた友人にこの「キャスト プレート」をプレゼントしたことがあります。次にあった時に、「あれ、出来たぞ!!」と目を輝かしていました。あの時は、よい贈り物をしたと実感しました。
5~6回練習しました。「解く」のに、1分22秒、「元に戻す」のに1分22秒でした。
これで、一応今月の目標としていた「キャストパズル」10個を、大急ぎで、なんとかこなしました。
ただ、「キャスト ケージ」は、「解」が不安定で、タイムトライアルになりません。予想外のことになっています。


2010年9月28日火曜日

「スター」「ケージ」「キーⅡ」「アムール」に挑戦!








1983年は、「キャストパズル」誕生の年です。発売されたのは、「キー」「エービーシー」とこの「スター」でした。蛇のとぐろの中から、星を開放することを課題としています。
難易度は、3です。星の角が6本、3本一組で、できる角の面が8面、3本の角の位置が3通り、従って、8×3で、24通りを試みれば、必ず「解」に到達できます。
星の形状を観察すれば、「解」のピンポイントは、想定できます。当方の記憶によれば、初期のモデルでは、星に、鋳造の際に出来たと思われる痕があり、最近のモデルより、見分けることが容易でありました。それでも、いわゆるピンポイント型ですから、解くのに42秒、元に戻すのに37秒でした。
初めて、試みた時のことをよく記憶しています。
とにかく、蛇のとぐろの中で、星を動かしているうちに、星が、気持ちよく、スポッと抜け落ちてしまいました。
さて、元に戻すとなったときに、どうにも戻す方法が見つからないのです。
実に、考えてみればすぐわかることを、見落としているのですから、戻せるわけがないことをやり続けていたのです。自分の頭の固さに、あきれました。

「キャスト ケージ」は、1997年の発売で、「スター」が市場に出て4年経過していますが、パズルのアイディアとしては、よく似ています。鳥かごから、小鳥をとりだすイメージが画けます。
難易度3と設定されていますが、「スター」を3とすれば、4~5とも考えられます。
取り出し口が4つあるだけでも「解」の選択肢は拡大してしまいます。さらに、「小鳥」が鳥かごの中にあるため、操作は「スター」と比較して、一段と難しくなります。
「解」である「ケージ」の取り出し口も小鳥の位置も既にわかっていても、それに自由にセットできないのが現状です。タイムトライアルには、もう少し時間が要りそうです。
「キャスト キーⅡ」は、2006年の発売です。初代の「キャスト キー」が出てから20年以上たっています。難易度は2です。初歩的なプロセス型の「キャストパズル」です。
「解く」のに31秒、「元に戻す」のに35秒でした。
「キャスト アムール」は、1992年発売で、Akio Yamamotoさんのキャストパズルの初期の傑作です。難易度は5です。
パッケージの名解説をどうぞ!「テーマは「愛」。二つの環が連鎖していてとても難しいパズルだ。
板のハート型を縁取る局面は「禁断の果実」を象徴している。複雑にからみ合った♂(アダム)と♀(イブ)をはずし、また元にもどす事ができれば、あなたの恋は成就する...?」
「解く」のに、1分42秒、「元にもどす」のに49秒。
こんなに速くてよいのだろうか?

2010年9月26日日曜日

タイム・トライアルの意味。

「キャスト ラビ」(テーマ「迷」難易度5)と「キャスト メダル」(テーマ「伝」難易度2)は、パズルアイディアとしては、共に迷路型です。
「ラビ」は、難易度5ですが、1997年の発売当時のランク付けのままですから、最近の難易度ランクと一致しないのかもしれません。
表面の迷路と裏面の迷路を大きなC環の切り口にある上下二つの突起をうまく通して、C環を円盤から取り出すのが課題です。
例によって、キャストパズルは、よく観察することです。
観察していれば、迷路の円盤のC環を抜き出す場所は、容易に想定できます。あとは、逆に迷路を遡っていけば、解は見えてきます。
「ラビ」解くのに、1分9秒。元に戻すのに、41秒。でした。





「キャスト メダル」は、2009年の2月の発売で、難易度2です。パッケージの解説によると、「・・・流れる川と泳ぐサケが彫り込まれている。あなたは、そのサケがくわえている指輪を回収できるだろうか?・・・」このストーリーを頭の中で、ヴィジュアル化しながらパズルに取り組むと一段と楽しくなる。

指輪であるC環を指に挟んで、川を上り、くだりしているうちに、「解」へたどり着けます。その点、難易度2は、妥当なところです。
キャストパズルを単に、解けるか、戻せるかという結果だけを問題にしていれば、パズルとしては、これで、御用済みということになってしまいます。
これでは、少なくとも、「キャスト メダル」のパズルの面白さの二分の一程度しか遊んでいないように思います。たかがパズルそれでいいんだという人には、申し上げることはないのですが、もったいない話です。
キャストパズルの多くは、例えば、「ヴォルテックス」「チェーン」「カルテット」「エクア」などに代表されますが、パーツの組み合わせの角度など、最適ポジションがピンポイントに設定されています。
ここに、キャストパズル作家のアイディアとハナヤマの匠の技が光っています。
キャストパズルは、とにかく、行動することがいかに大事かを教えてくれます。とにかく、動かしているうちに、偶然、ピンポイントにヒットして、解に到達出来ます。
ただ、パズルを解けるか、否かを問題にしているなら、これで、課題達成となりますが、タイムトライアルを目指している者にとっては、これでは不十分です。
絶妙のピンポイントを明確に把握し、すばやく実現できなければ用をなしません。
ソルバーが、スピードを追求していくことが、期せずして、パズル作家の作意とハナヤマの技術の卓越性を実感することになります。
「キャスト メダル」を解くのに2分20秒、元に戻すのに、2分46秒でした。
ハナヤマのパズルの難易度とパズルのタイムトライアルの難易度とは、別物です。

2010年9月25日土曜日

9月も、もう25日になってしまいました!


7月に購入したⅰPhoneで遊んでいるうちに、とうとう25日になってしまいました。昨日、9月に取り組むキャストパズルの10品目を決めて、準備しました。残り日数が少ないので、意図的ですが、やさしいのを選定しました。
比較的易しいのには、メモもほとんどないので、むしろ新鮮で、面白く遊べました。でも実際にやっているうちに、記憶がよみがえってきました。結構、覚えているものだとあらためて、実感した次第でした。
先日、茂木健一郎氏の講演のCD「脳と創造性」を聞いていたら、今までは、記憶のよいことと創造力のレベルが高いこととは、別物だと考えられてきましたが、最近の脳科学では、記憶力のよいことと創造力の高いこととは、密接な関係にあるとされているとのことでした。
人間は、機械的に物事を記憶しているのではなく、本来人間は、記憶しているものを思い出すときに、必ず「編集」して、意味づけをして、思い出すというのです。
松岡正剛氏が編集の重要性を強調するのと同じ論点にたっているように感じました。
9月の10品目、「キャスト メダル」「キャスト ダブル・ユー」「キャスト アムール」「キャスト プレート」「キャスト キーⅡ」「キャスト ビオロン」「キャスト ケージ」「キャスト エス&エス」「キャスト スター」「キャスト ラビ」です。