2013年6月9日日曜日

ネット選挙の解禁は、日本の政治を変えるか?

今のところ、7月の参院選がスタートといわれています。
当方がサポートしている「ロゴQ」(http://logoq.net/)が関係者の中で、おかげ様で注目を集めています。一番人気は、「顔写真ロゴQ」です。単なるQRコードでは、イメージがわきませんから。
通常は、名刺に掲載した「顔写真ロゴQ」から、党の公式ホームページ、ブログ、フェースブックにリンクさせます。
今までは、いろいろとホームページ、ブログ、SNSをインフォメーションしても、アクセスしていただくのを受身で待っている状態が通常でした。「ロゴQ」を使うことで、その場で、アクセスの行動を促すことができます。
セールスの世界でも、お客さまが、購入の意思を持たれたら、その場で、注文書をいただくのが大原則です。「セールスにあとで!」はないのです。

選挙では、熱烈な支援者が多数いられます。この数が多ければ多いほど有利です。そこで、顔写真ロゴQ付の名刺の効果的な活用の仕方を考えています。

支援者御自身のスマートフォン、タブレット、ケータイのカメラで、顔写真ロゴQを撮影していただきます。この顔写真ロゴQを常時持ち歩きいただき、チャンスをとらえて、この写真のロゴQから支援者の輪を広げてゆきます。

いくら熱烈な支援者でも、なんだかわからないQRコードをスマートフォンで常時持ち歩くのも気乗りのしない話でしょう。

スマートフォンのカメラロールの中から、候補者の顔写真ロゴQを提示することは、今までどなたも試みたことのないことですから、これだけで話題になるのではないでしょうか。


2013年5月8日水曜日

日本でもネット選挙が解禁されました。

改正公職選挙法が成立して、夏の参院選から政党や候補者による選挙期間中のホームページやブログの更新、電子メールを使った投票依頼も認められる。ツイッター、フェイスブックなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を利用した選挙運動が有権者も含めて解禁された。

お隣の韓国では、一足早くネット選挙の解禁がされて、投票率が今までより13%向上、若い人たちのそれは20%アップだと報じられています。このようになれば、政治も自ずから変革されてくるでしょう。

ネット選挙は、文字通りリアルの世界とデジタルの世界の融合ということになります。まさに、ロゴマークの力とQRコードの機能を兼ね備えた「ロゴQ」は、リアルの世界とデジタルの世界を結ぶ唯一とも言える道具です。従って、ネット選挙においても大いにお役に立てるチャンスが到来したといえそうです。

当然ですが、ネット選挙で必要なことは、PC,スマートフォン、タブレット、ケータイの道具とその最小限使いこなす技です。
韓国のスマートフォンの普及の高さは定評のあるところです。今まで、日本でビジネスの世界を中心に「ロゴQ」で、リアルの世界とデジタルの世界を融合させるサポートをしてきた経験からは、いろいろ苦労をしてきたところです。

既に、ネット選挙に関わる各種のセミナー、講習会が開かれていることが報じられていますが、まさにここのところは、やりすぎることはないと思います。日本全体のITリテラシーが向上することは、結果、市場が開発されて需要が拡大される巨大な「成長戦略」です。しかも、今後ずっと継続されます。

2013年1月1日火曜日

2013年新年明けましておめでとうございます。

「キャスト ヴォルテックス」のたち姿です。
作者のAkio Yamamotoさんは、阿修羅像が、このパズルの着想の動機であると述べています。ちょっと、構造的に立ちそうもない様にみえますが、このように綺麗に立ちます。こうして見ると平面の時よりも、阿修羅像らしく見えます。
発売当初は、パズルの難易度は、⑤でしたが、昨年末に、ハナヤマさんが、キャストパズルのパッケージをはじめとして、全面的に刷新されました。その一環として、難易度の見直しが行われ、総合難易度☆☆☆☆☆☆となりました。
IQが全人口の上位2%の人たちをメンバーとする「メンサ」の協力を得て、再評価したようです。
評価方式も、新たに「ひらめき指数」「論理指数」を表示して、総合難易度を☆から☆☆☆☆☆☆の6段階表示になっています。


上の写真の裏面です。少し見にくいのですが三つピースから構成されています。それぞれに、「VORTEX(渦巻きの意味の商品名)」「A・Y(作家の名前のイニシアル)」「HANAYAMA(メーカー名)」と刻印が入れられています。通常、刻印は、裏面に入れるものですが、パズルを「解いたり」「戻したり」する時のピースの目印として、とても重要です。そればかりでなく、蛇の頭部らしきところに、目玉らしいものもついていています。中央に、蛇の尻尾らしきものが三つ顔を出しています。

「キャスト ヴォルテックス」の三つのピースです。向かって右のピースは、A・Yのピースです。中央のピースが、VORTEXのピースです。向かって左が、HANAYAMAの刻印の入っているピースです。当方には、明らかにとぐろを巻いている三匹の蛇に見えるのですが、阿修羅は、インドの戦の神で、実は、蛇神だというのだろうか?
本年は「巳年」、「キャスト ヴォルテックス」大いに楽しんでみてください。
国宝阿修羅展の図録から引用させていただきました。


2012年9月9日日曜日

CRMはうまくいっていますか?(その6)

第19話 『お客様へ情報を送付してよいという了解(パーミッション)をいただくこと』

新しいメディアの出現でCRMを企業の大小にかかわらず、展開できる環境は整備されています。

 一番最初の課題は、お客様への情報送付についてのパーミッションの取得です。

 この課題は、電子コマースでは、ビジネスの基本的要素ですから、自ずと達成できてしまう問題ですが、リアルな店舗をもって、ビジネスを展開している場合は、業態の如何にかかわらず、共通する大きな課題です。
 最近のお客様情報の基本データは、名前、性別、誕生日、住所、電話(&FAX)プラス、PCのメールアドレスを必須項目としています。
多くの場合、モバイル(スマートフォン、ケータイ)のメールアドレスも求めていますが、必須項目にしていないケースが大半です。
とかく、モバイルよりPC優位になりがちですが、メディアとの接触の頻度から見れば、明らかにモバイルの方が、PCよりも高いことは明らかです。したがって、PCのそれと同等にモバイルのメールアドレスの取得にもっと、注力する必要があります。
 ただ、モバイルのディスプレイの画面は、PCよりも小さいという与件の違いがあります。したがって、コンテンツの表示も、PC用のコンテンツをそのまま、流用するのではなく、それぞれスマートフォン対応、ケータイ対応の固有のモバイルサイトを保有する必要があります。

どのような会員募集の場合にも、最初から、モバイルのメールアドレスとPCのメールアドレスを必須項目として、情報登録を要請することが重要です。
 最近のマーケット環境から言えば、むしろ、モバイル重視のトレンドであるといえます。

リアルな店舗ビジネスでは、あらゆる機会をとらえて、先ず、徹底して、モバイルでの情報を送付してよいというパーミッションを取得することです。

多くの企業で、すでに何らかの会員組織を保有していて、その売上高に占める会員の売上シェアが高い場合は、先ず、その会員のモバイル情報送付のパーミッションを取得することを最優先させることが重要です。
常に、何をすることが、成果に結びつくかを常に思考することが大事です。
 

2012年7月16日月曜日

CRMはうまくいっていますか?(その5)

(第18話 『売上高はお客様のその企業に対する評価のバロメーターです』
カスタマー・リレーションシップ・マネージメントを当方は、「お客様とのよい関係をつくる」+「仮説・プラン・ドゥー・チェックによって、成果を上げること」と定義しました。

真の成果とは、「顧客満足・従業員満足・関係する組織の利益」です。確かに、その通りですが、組織が企業となれば、なんと言っても、利益を創出しなければ、その組織は、長続きできません。個々の企業の状況によって、大きく分けて次の四つの経営構造があリます。

1)売上高 成長、経常利益高 成長
2)売上高 低下、経常利益高 成長
3)売上高 成長、経常利益高 低下(又は、赤字)
4)売上高 低下、経常利益高 低下(又は、赤字)

(注)売上高ー売上原価ー販売費、一般管理費ー営業外費用=経常利益

常識的に言っても、1)のパターンが理想的でありますが、たとえば、事業構造の再編によるリストラクチャリングに成功したケースには、2)のパターンがあります。
3)のパターンは、創業間もない若い企業で、先行投資が大きいケース、乃至は、変動費のウエイトの大きい業種で、売上の上昇以上に変動費の上昇額が高ければ、売上が上がれば、上がるほど赤字が増えるという恐ろしいケースもあります。
4)のパターンは、当然、将来に対する見通しは厳しいものになります。

なぜ、こんな当たり前のことを述べるかといえば、その携わっているビジネスが、経営としてどのような位置づけにあるかを把握して、とるべき方向を明確に持たなければ、利益を創出することは難しくなります。

そして、売上高が経営に与えるインパクトについて、正しい認識を持っておくことが極めて重要です。
 『売上高は、お客様のその組織に対する評価のバロメーターです』

 自らの企業の売上高は、自社に対するお客様の評価です。ライバル企業の売上高は、ライバル企業に対するお客様の評価です。
 仮に、ライバル企業が、たとえ割引販売や、安売りで売上を伸ばしている時でも、決して、侮ったり蔑んだりしてはなりません。
 確かに、過度の安売りが経営に与える問題はあるにしてもです。でも、安売りも商人の実力の一つです。
例えていえば、安売りは、一種の劇薬です。当然副作用はあります。でも、優れた医師は、その副作用を計算に入れて、患者に悪い影響がでないように薬効を生かす処方すると言います。

(「ロゴQ」は、A・Tコミュニケーションズ株式会社の登録商標です)







2012年6月17日日曜日

CRMは、うまくいっていますか?(その4)


(第17話)『成果を上げるには、成果本位に思考すること』

CRMは、お客様と組織のよい関係を創造して、発展させつづけることです。何のためにと言えば、本音、その組織が、利益を上げたいからです。
 でも、そのためには、お客様が、その組織の活動を高く評価して、顧客が心から満足して、初めて、継続的な購買行動が促されます。

ここで、よく考えて置かなければならないことがあります。「顧客とのよい関係性」と「顧客の購買行動」とは、当然、強い繋がりがあります。しかし、「顧客とのよい関係性」で、自動的にその組織で、購買がされると言うほど単純ではありません。

「よい関係性」では、一方的な売らんかな姿勢は、当然、嫌われます。かといって、成果について強いマインドなくして、「購買行動」を引き出すことは出来ません。

ドラッカー氏は、「成果を上げる最良の方法は、成果本位に思考することだ。」と説いています。「よい関係性」は、経営にとって、必要条件であっても、十分条件ではありません。

CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネージメント)の意味をもう一度確認してみましょう。
「お客様とのよい関係をつくる」+「仮説・プラン・ドゥー・チェックによって成果をあげること」です。前半の「お客様とのよい関係性」にだけ目を奪われていると、成果が上がらないこととなりがちです。

(「ロゴQ」は、A・Tコミュニケーションズ株式会社の登録商標です。)


2012年6月10日日曜日

CRMは、うまくいっていますか?(その3)

(第16話)『なにごとも納得がいくことが大事です。』

「カスタマー・リレーションシップ・マネージメント」の当方の定義は、「お客様とのよい関係つくる」+「仮説・プラン・ドゥー・チェックによって、成果をあげること」ということになります。

真の成果とは、「顧客満足・従業員満足・関係する組織の利益」であります。

「カスタマー・リレーションシップ・マーケティング」であれば、「お客様とのよい関係をつくる」+「マーケットの声を聞いてよい商いをすること」です。

 いずれにしても、CRMの意味することの自分自身のイメージができることが重要だと考えています。一番は、本人が『納得』できるかということです。

 経営書の定義の丸暗記では、実践の場では応用が利きません。この『納得』というのは、何事においても重要です。

 たとえば、組織のメンバーに『事業の定義』を周知徹底するにしても、メンバーが、その『事業の定義』を真に、理解し、『納得』のできるように説明し、周知徹底することが大事です。

 顧客満足は、組織が提供できるものではなく、お客様がその組織の活動を高く評価し、真に『納得』出来た時に、実現するものだと思います。

 人は、『納得』した時しか、その気にならないように思います。

(「ロゴQ」は、A・Tコミュニケーションズ株式会社の登録商標です。)