2009年11月20日金曜日

「ザッポスの奇跡」(石塚 しのぶ著)が出版されました!


「感動サービス時代の幕開け」と題して、9月19に、このブログで紹介いたしましたが、いよいよ、11月、「ザッポスの奇跡」「アマゾンが屈したザッポスの新流通戦略とは」(石塚 しのぶ著 リフレ出版)が発売されました。
「ザッポス」は、日本では、まだ馴染みの少ない存在ですが、米国では、革新的な企業として、大変話題になっているようです。
1999年、靴のネット販売からスタートし、ここ10年間で、日本円にして、約1000億円の売上規模に、急成長をとげています。
通常、経営では、急成長すると、サービスの劣化を伴いがちですが、「ザッポス」は、サービスに定評のある米国の百貨店「ノードストローム」のサービスを超えていると顧客から評価されています。
長年にわたって、日米間のビジネスコンサルタントとして、著者は、活躍をされてきました。
常に、文化の違う人たちと、理想のビジネスが何であるかを追い求めてこられました。経営、マネジメントに、常に、高い問題意識を持ち続けてきたことがバックグラウンドにあって、「ザッポス」のCEOトニーシェイ氏と運命的な出会いをします。
「ザッポス」に、著者が求め続けてきた経営の核心を洞察され、「ザッポス」に一つの答えを見出されたのだと思います。
現場へ足を運び、直に視、直接コミュニケーションをとられました。著者が捉えた「ザッポス」の事実を、広く伝えることを、自らのミッションと確信されて、執筆に取り組まれた情熱が全編から感じ取ることが出来ます。
本書は、決して、大部ではありませんが、わかりやすく、これからの経営、マネジメントについて多くのヒントを提供してくれています。
その最たるものは、現在、起きている21世紀のビジネスの大地殻変動の本質的な理解を促してくれていることです。
サービスの本は、世の中に数多ありますが、サービスを経営の視点で捉えている本は多くはありません。
本書は、その中にあって、顧客視点、サービス経営視点からの良書であるといえます。
引き続き、今後、このブログで、本書に関連した「麻家戸ゲンバ」の感想を掲載して行きます。
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