当方と同様に、相方も光喜高齢者になって、三度、三度食事の用意をするのは、どう見ても無理そうです。
必要に迫られれば、何だってやらざるをえません。特に、食べることは。
食べられるのに、好きなものが食べられないと言うのは、つらい話です。
「必要は、発明の母」です。
そこで、必要に迫られて、キッチンに立つことにしました。それでも、相方の心理を考えると、自分のテリトリーを乗っ取られるという気持ちはどこかにあるのではないかと思います。
生憎、二人がぶつからないでいられるほど、キッチンにスペースもありません。
基本的には、キッチンについては、相方の優先権をあくまでも尊重する。相方が、キッチンで活動している時は、頼まれたことしか行わない。
相方とキッチンで、トラブラない様に、心がけていること。料理、調理のまね事をすることより、整理整頓、清掃を徹底的に優先する。
これさえ、実行していれば、まず、相方とトラブルことはないと思います。
先日、朝日新聞で、「Cooking for Geeks」料理の科学と実践レシピ(Jeff Potter著)というユニークな料理本の記事に遭遇して、なんか気になっていて、とうとうアマゾンで、購入してしまいました。
3400円で、少々お高いのですが、期待にたがわず、興味深い内容です。
特に気に入ってるのが、著者が、料理を一種のパズルとしてとらえているところです。
「・・・私は、料理を学ぶことと、それを他人に教えること以上に楽しいことを他に知らない。料理によって刺激されるニューロンは、パズルを解いたり、賢いコードを書いたりするのと同じだが、料理のほうがおいしくて普通は時間がかからない。・・・」